目次

  1. はじめに
  2. マイナンバーカード写真の顔や背景の影はどの程度までOK?
  3. マイナンバーカード写真を影なく自撮りするポイント
  4. どうしてもマイナンバーカード写真に影が入ってしまったら
  5. マイナンバーカード写真の影まとめ

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はじめに

マイナンバーカード写真は、私たちの身分証明となる大切なものです。しかし、その写真撮影には思わぬ落とし穴があるのをご存知でしょうか?
それは、“写真に影が入ってしまうという問題”です。
この記事では、なぜ影が入った顔写真は、マイナンバーカード申請を受理してもらえないのかについて、わかりやすく説明します。
そして、写真に影が入ってしまう原因を明らかにし、写真に影が入らないように撮影するポイントを解説します。
具体的な解決方法を得ることで、安心してマイナンバーカードの写真を準備できるようにしましょう。

マイナンバーカード写真の顔や背景の影はどの程度までOK?

マイナンバーカード写真に影が入ってしまった!撮影のポイントや影が入った時の対処法を解説1

まず初めに理解しておきたいのが、マイナンバーカード写真の規定です。顔や背景に影があると、基本的にはマイナンバーカードの写真としては不適格とされます
具体的には、明瞭に顔が認識でき、自然な色調の写真が求められます。
ここでいう「自然な色調」とは、実際の顔色に近い色調、つまりメイクや日焼けなどで一時的に変わる顔色ではなく、本来の顔色が映し出された状態を指します。

また、「明瞭に顔が認識できる」とは、光の反射や影で部分的に見えにくい、あるいは顔の一部が暗くなってしまっている状態ではなく、顔全体がはっきりと見える状態を示しています。従って、写真に影らしきものがあった場合は、ほとんど写真として不適格になり、申請のやり直しになってしまうと認識しておきましょぅ。

影がある写真でも受理される場合もあるが気づいたら撮り直して

マイナンバーカード写真に影が入ってしまった!撮影のポイントや影が入った時の対処法を解説2

影が若干入った写真が稀にマイナンバーカードとして受理されるケースがあるものの、それは例外的なケースです。
申請の時に写真の不備として判断されてしまうと、再撮影や再印刷、再提出などに時間と手間がかかります。
マイナンバーカードを使用したいタイミングが迫っていたら、より焦ってしまうことでしょう。
そのため、撮影した写真に影があることを発見した際には、すぐに撮り直しましょう。
特に、自分で撮影した写真を使用する場合には、十分に注意してチェックしましょう。

メガネでマイナンバーカード写真を撮る場合はフレームの影にも注意

マイナンバーカード写真に影が入ってしまった!撮影のポイントや影が入った時の対処法を解説3

メガネをかけている方は、レンズの反射やフレームからの影にも十分な注意が必要です。
メガネのフレームは、顔に対して直接接しているため、フレームからの影が顔に落ちてしまうことがあります。
特に、フレームが太いと、目や頬に影ができやすく注意が必要です。これが顔の一部を暗く見せ、マイナンバーカードの写真としては不適格と判断されてしまう要因になります。
撮影時には、メガネの位置調整や光の当て方に工夫を凝らすことで、フレームの影を軽減できます。しかし可能であれば、撮影の際はメガネを外すことを推奨します。

マイナンバーカード写真を影なく自撮りするポイント

マイナンバーカード写真に影が入ってしまった!撮影のポイントや影が入った時の対処法を解説3

マイナンバーカード写真の撮影は、一見シンプルなようで実は多くのポイントを押さえなければなりません。
特に自撮りの場合、プロのカメラマンが行うような調整が難しく、自分一人で完結させるためには、撮影の工夫が必要となります。影のない、高品質な写真を撮るためには、まず、撮影する場所や距離感が重要です。
ライトの当て方も影を防ぐためには欠かせません。自然光だけでなく、照明器具の使い方も理解する必要があります。細かな部分に注意を払う必要があるため、以下の4つのポイントを参考に、撮影を行いましょう。

ポイント(1)背景の壁から距離をとって撮影する

自撮りの際の影を作り出す大きな要素の一つが、壁との距離です。
背景となる壁と自分の距離が近すぎると、自身の影が壁に投影され、それが写真に映り込むことがあります。
特に気をつけなければならないのが、自分ではなかなか見えにくい後頭部の影です。
そのため、適切な壁との距離を保つことが大切です。光の状況や使用するカメラの性能などによりますが、一般的には壁から1メートル以上離れると、壁に映る影を最小限に抑えることが可能といわれています。

ポイント(2)スマホのフラッシュを焚かない

フラッシュを使用した撮影は影をつくりやすくなります。
フラッシュは直接的な光源となり、それが顔の突出した部分、特に鼻やあごに直接光が当たり、その周囲には濃い影が形成されてしまうからです。
結果、写真上に不自然な影として映り込んでしまうことがあります。
従って、スマホでの撮影では、フラッシュは使用せずに、自然光を活用することをおすすめします。
窓際など自然光が入る場所での撮影は、写真全体に均一な明るさをもたらし、影の発生を抑える効果があります。

ポイント(3)ライトの当て方を工夫する

ライトの当て方が影を作る要因になることもあります。そのため、以下のような工夫をすると良いでしょう。

  • ・天井に光を当てる。
  • ・背後からライトを当てる。
  • ・反射板を用いて左右からライトを当てる。

1つ目は天井に光を当てて間接照明を作り出す方法があります。
これにより、直接的な光源を避けつつ全体的に明るい空間を作ることができます。
2つ目は、頭の後ろから光が差し込む形を作るようにライトを調整する方法で、頭の影を背面に逃がすことが可能になります。
3つ目は、反射板を左右から利用することで、直接光が当たることがなく均一な光線を作ることができます。ただし、ライトの当て方を工夫しても、強い光を当てると顔に影ができやすくなるので注意が必要です。

ポイント(4)子供の場合は自然光がある午前中の機嫌が良いときに

子供の場合、不機嫌な時間帯に無理に撮影してしまうと、動きが大きくなり、影ができやすくなります。また、ライトの位置をうまく制御することも、撮影を難しくする1つの要因です。そのため、自然光のある明るい部屋で、眠くない、お腹がいっぱいのタイミングで撮影することをおすすめします。

どうしてもマイナンバーカード写真に影が入ってしまったら

マイナンバーカード写真に影が入ってしまった!撮影のポイントや影が入った時の対処法を解説4

場合によっては、どんなに注意深く撮影を試みても、マイナンバーカード写真に影が入ってしまうことがあります。
これは、様々な要因によるもので、光の当て方や撮影環境、さらには撮影者の技術による部分も否めません。
しかし、万が一影が入ってしまったときには、それをどう対処するかが重要となります。具体的な方法を二つ紹介するので、自分に最適な方法を選びましょう。

写真加工アプリでマイナンバーカード写真の影を消す

多くのスマホには写真加工アプリが搭載されています。
これを使えば、写真に入ってしまった影を消すことも可能です。
ただし、不自然に顔の影を消してしまうと、変形やマスキング(縁取り)などの画像処理を施していると見なされ、写真として受理されない可能性もあります。
また、加工技術に自信がない方は、逆に不自然な印象を与えてしまう可能性もあるため、慎重行いましょう。

写真館でマイナンバーカード写真を撮影する

写真館でプロのカメラマンに、マイナンバーカード写真を撮影してもらうという選択肢もあります。
写真撮影や加工の技術に自信がない方はこちらがおすすめです。


プロのカメラマンは、光の当て方やポーズの取り方など、写真撮影の知識が豊富です。
そのため、安心して影のない写真を手に入れることができ、確実に良い写真が出来上がります。
また、マイナンバーカードの厳しい写真規格に合わせたサイズへの切り出しや画像ファイルの処理も行ってくれます。
料金はかかりますが、再撮影の手間や時間を考えると、こちらの方が確実で効率的といえるでしょう。

マイナンバーカード写真の影まとめ

本記事では、マイナンバーカード写真の撮影における一般的な問題点である「影」について詳しく解説しました。
この問題を解決するために、光の当て方や背景との距離、撮影の技術など、影が写真に入る原因と対策について説明しました。
全ての対策を試みたにも関わらず、影が写ってしまった場合には、写真加工アプリを活用する方法もありました。
これらを踏まえ、影の出ない撮影や写真加工が上手くいかなかったり、再撮影になる手間を煩わしく感じる場合は、プロのカメラマンに撮影してもらうようにしましょう。