目次

  1. はじめに
  2. パスポート写真では背景に影が入ったら使用不可
  3. パスポート写真を自撮りする際の影の入らない撮り方
  4. 赤ちゃんや子供のパスポート写真を影なしで撮影する方法
  5. パスポート写真に影が入ってしまった場合の消し方
  6. 影が入らないパスポート写真の撮影方法
  7. 影が入らないパスポート写真の撮り方まとめ

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はじめに

昨今の新型コロナウイルスの規制緩和により、海外旅行を検討されている方も多いのではないでしょうか。
海外に渡航する場合にまず必要となるのがパスポートですよね。パスポート写真を撮影する際には、いくつか気を付けなければいけないポイントがあります。
正しい撮影方法を知らないと、申請が通らず何回もパスポート写真を撮り直すことになったり、パスポートの発行が出国に間に合わなかったりする最悪のケースも考えられます。

パスポート写真には、「顔や背景に影が写っていないこと」という規定があります。本記事では、この「影」に関する規定に着目し、

  • ・パスポート写真を撮影する際の影の入らない撮り方
  • ・パスポート写真に影が入ってしまった時の対処法

の2点について解説していきます。

パスポート写真では背景に影が入ったら使用不可

パスポート写真では影が入ったらダメ!影の入らない撮り方のコツと影の消し方を解説1

パスポート写真の規定の1つに「顔や背景に影が写っていないこと」があるため、背景に影が写り込んでいる写真はパスポート写真に使用できません。
以下、パスポート申請用写真の規格(令和3年5月18日更新)をまとめました。

  • 1.申請者(請求者)本人のみが正面向いて撮影されたもの
  • 2.申請日から6カ月以内に撮影されたもの
  • 3.縁なしでサイズは縦4.5㎝、横3.5㎝
  • 4.無帽であること
  • 5.背景(影を含む)がないもの
  • 6.輪郭が露出しているもの
  • 7.写真裏面(請求者)の氏名が記入されたもの
  • 8.目の周辺に髪の毛、マスク、眼鏡、つけまつげ、エクステ等の一部、或いはその影が入ってこないようにすること

出典:外務省公式ホームページ

パスポートは日本から海外へ渡航する際に身分を証明する公文書であり、パスポート写真と本人を照らし合わせて厳正な本人確認が行われます。もしパスポート写真の背景に影が入っていると、顔の輪郭や肌の色など本人の顔の印象を大きく変えてしまい、顔の識別が難しくなってしまいます。

また、最近では顔認証ゲートを導入する国も一部あり、影が写ったパスポート写真では正常に顔認証ができない場合があります。出入国時の本人確認をスムーズに行うためにも、影が映り込んでおらず顔がはっきりと写った写真を撮影しましょう。

仮に撮影したパスポート写真の背景に影が映り込んでいた場合、受理されない可能性が高いため、申請前に撮り直すことをおすすめします。

   

どのくらいの程度の影ならパスポート申請は受理される?

ごくわずかな影が入っている程度であれば受理される例もありますが、基本的に「パスポート写真の背景に影が少しでも入っていれば不適切」と考えましょう。
パスポートは他国に向けて身分を証明するものであるため、規格の全てを満たしたパスポート写真の提出が求められます。そのため、ほんの少し影が写っているだけでも、再提出となってしまう可能性も否定できません。

再提出となった場合、申請や許可に時間がかかるため、パスポートが出国日に間に合わない可能性もあります。そのため、撮影したパスポート写真の背景に影が映り込んでいた場合には、念のため写真を撮り直すことをおすすめします。

パスポート写真を自撮りする際の影の入らない撮り方

パスポート写真では影が入ったらダメ!影の入らない撮り方のコツと影の消し方を解説2

パスポート写真の背景に影が写ってしまうのは、写真を自撮りしている、あるいは家族などに撮ってもらっているケースがほとんどです。写真スタジオや証明写真機での撮影とは異なり、自分で撮影する際には十分な証明機材や撮影環境を準備することが難しいため、背景に影ができやすくなります。

しかし、できる限り手軽にパスポート写真を撮影したいという思いから、家で自分で撮影することを考えている方も多くいるのではないでしょうか。
そこで、ここからはパスポート写真を自撮りする際に影が入らない撮り方のコツを4つご紹介します。家でパスポート写真を撮影するという方は、以下の項目を参考にしながら撮影を行いましょう。

   

背景の壁からは少し離れて撮影する

  
パスポート写真の撮影時に壁に近づきすぎると、背景に自分の影が写りこんでしまうため、できるだけ壁から離れた位置に立って撮影しましょう。壁から離れた位置で撮影すると、もし影ができても自分の体で隠れるため、背景に影が映り込むのを防ぐことができます。

   

パスポート写真の被写体から距離を取って撮影する

家族など他の人にパスポート写真を撮影する場合、背景に影が映らないようにするためには被写体から距離をとって撮影することも効果的です。被写体に近づきすぎていると、撮影者本人の影が被写体や背景に写り込んでしまう場合があります。自分以外に撮影してもらう場合には、少し離れたところからズームで撮影するのがおすすめです。自分1人で撮影する場合には、三脚にスマホをセットし、離れたところからオートシャッター機能を使って撮影しましょう。

   

被写体の正面や真上から光が当たるようにする

 
パスポート写真を自分で撮影する際には、被写体の正面や真上から光が当たるようにしましょう。写真館での撮影とは異なり、自宅では十分な照明機材を確保できないため、背景に影が入りやすくなります。そのような撮影環境においては、背景に影が入らないようにするために照明の当て方を工夫しましょう。
具体的には、

  • ・撮影者の背後から光を当てる
  • ・被写体の真上から光を当てる

のいずれかの方法がおすすめです。しかし、強い光だとコントラストが強すぎて影になることもあるため、光の加減に注意しましょう。

   

自然光がある午前中に撮影しレフ版を用いて光の調整をする

自分でパスポート写真を撮影する場合、自然光がある午前中に撮影し、レフ板を用いて光の調整をするのが効果的です。
レフ版とは、光や照明を反射させてコントロールし、被写体にできた影を明るく照らす板のことです。レフ版を使うことで自然光が顔を全体的に明るく照らしてくれるため、照明の不足をカバーすることができ、影のない写真を撮影できます。
しかし、趣味や仕事でカメラ関係に携わっている方でもない限り、レフ版を持っている方は少ないと思います。レフ板を持っていない方は、段ボールにコピー用紙を貼り付けて代用することも可能です。

自宅で撮影する際には照明が不足することが多いため、レフ板と自然光を活用して光を調整し、影が入らないようにパスポート写真を撮影しましょう。

赤ちゃんや子供のパスポート写真を影なしで撮影する方法

パスポート写真では影が入ったらダメ!影の入らない撮り方のコツと影の消し方を解説

赤ちゃんや子供の写真をうまく撮るのはただでさえ難しいですが、パスポート写真の厳しい規格を満たすように撮影するとなるとなおさら困難を極めます。
特に幼い子供の場合、じっとしていることが苦手な子や、機嫌が悪くなってグズってしまう子もいるため、規格を満たしたパスポート写真を撮るのに苦労されている方もいるのではないでしょうか。

そんな赤ちゃんや子供のパスポート写真を、影が入らないようにうまく撮影する方法を3つ解説します。子供のパスポート写真の撮影に苦労されている方は、ぜひ参考にしてください。

午前中の機嫌の良いタイミングに撮影する

子供のパスポート写真を撮影する際、子供をあやしながら光の調整をするのはかなり難しいでしょう。子供のパスポート写真を撮影する時間帯としては、「午前中」がおすすめです。

その理由としては、以下の2点が挙げられます。

  • ・自然光を活用して撮影できるため、光の調整を行う手間を最小限に抑えられる
  • ・比較的眠気もなく、朝ごはんを食べた後でお腹も空いていない午前中の方が機嫌が良く撮影しやすい

午前中であれば自然光を活用することができるため、パスポート写真の規格を確認しながら撮ることに専念しやすくなります。また、午後になるとお腹が空いたり眠くなったりして子供の機嫌が悪くなってしまうこともあるため、午前中の撮影がおすすめです。
子供の機嫌がいいうちにパスポート写真を撮影するためにも、あらかじめ撮影環境を入念に整えておきましょう。

壁から離れた位置で子供を椅子に座らせる

壁に近い位置でパスポート写真を撮影すると、背景に影が写りやすいため、壁から離れた位置で子供を椅子に座らせて撮影しましょう。
この時、パスポート写真の背景に物が写り込んではいけないため、背後に何もないか注意しておきましょう。また、椅子の背もたれも写りこんではいけません。そのため、背もたれのないスツールなどの椅子を使うのがおすすめです。

   

おもちゃや好きなもので子供の気を引き正面を向かせる

子供を落ち着かせた状態でパスポート写真を撮影するには、子供が好きなおもちゃやぬいぐるみなどで気を引くのも効果的です。普段から好きなものをピックアップして撮影の時に準備しておきましょう。
ただし、歯を見せたような極端な笑顔は普段の表情とかけ離れているため、パスポート写真として認められません。好きなおもちゃを見せると子供は笑顔になると思いますが、笑顔の瞬間ではなく、笑顔から真顔に戻る瞬間を狙って撮影するようにしましょう。

パスポート写真に影が入ってしまった場合の消し方

パスポート写真では影が入ったらダメ!影の入らない撮り方のコツと影の消し方を解説4

ここまで、背景に影が入らないようにパスポート写真を撮影する方法についてご紹介してきました。解説したポイントを押さえつつ、影が入らないように上手くパスポート写真を撮影しましょう。

しかし、どんなに気を付けていても背景に影が入り込んでしまうこともあると思います。以下の項目では、写真に影が入ってしまった場合の対処法を解説していきます。

写真加工用のアプリでパスポート写真の影を消す

パスポート写真に影が入ってしまった場合、写真加工用のアプリで影を消すという方法があります。ただし、パスポート写真を加工を自然にするのは意外と難しいものです。不慣れな方は自分でアプリで加工するのはおすすめしません。自身のある方はぜひ利用してみてください。
おすすめのアプリを2つご紹介しますので、ぜひ参考にして下さい。

おすすめ写真加工アプリ1: Picsart

引用元:App Store プレビュー

iPhoneの方はこちら

androidの方はこちら

Picsartとは、世界中の1.5億人以上のクリエイターが集まるコミュニティで露出やコントラストなど基本的な編集機能から、映画風の編集やドラマチックなフィルターまで、幅広い編集ツールが揃った優れたアプリです。
プロ並みの編集がテンプレートで実現可能なので、簡単にアート作品をつくることができます。

おすすめ写真加工アプリ2:Photo Director

引用元:App Store プレビュー

iPhoneの方はこちら

androidの方はこちら

Photo Directorとは、画像編集、調整、AI技術を使ってアニメーション化できる多機能なアプリです。光や色の調整やトリミングが簡単にできることや、ピンボケツール、分散エフェクトなど、想像力をかき立てるアート作品を自由自在につくることが可能です。

   

フリーカメラマンにレタッチだけ頼む

近年レタッチ(加工修正)のみ副業でやっている方も多く、依頼するハードルは低い傾向にありますが、依頼工数や連絡のやり取りで手間が発生してしまいます。このデメリットを受け入れられる方には非常におすすめです。

影が入らないパスポート写真の撮影方法

再撮影の可能性を払拭し、確実に1回目でパスポートの申請を通したい場合は下記の2つの撮影方法がおすすめです。それぞれを詳しく紹介します。

   

写真館でパスポート写真を撮影する

 
 パスポート写真では影が入ったらダメ!影の入らない撮り方のコツと影の消し方を解説5 
写真撮影用の設備と、プロのカメラマンが撮影をするため影が入ることは基本ありません。パスポートの厳しい規格も守りながら、撮影を進めます。さらには、ヘアメイクと自然な加工修正により、圧倒的にクオリティの高い証明写真を手に入れることができます。
また、身分証としても自信を持って掲示することができるので、多少お金がかかっても写真館でプロのカメラマンに任せることをおすすめします。

   

スピード写真機でパスポート写真を撮影する

スピード写真機の中で撮影する際に影は基本的に入りませんが、カーテンの隙間や、荷物の位置によっては影が入ってしまう場合もあります。急いでいたり、低価格でなんとか撮影したいと思っていたりする方におすすめです。

影が入らないパスポート写真の撮り方まとめ

いかがだったでしょうか。
これまで以下の点を解説してきました。

  • ・背景に影が入ったら使用不可
  • ・自撮りする際の影の入らない撮り方
  • ・赤ちゃんや子供のパスポート写真を影なしで撮影する方法
  • ・パスポート写真に影が入ってしまった場合の消し方

海外に渡航する際に絶対に必要な『パスポート』ですが、写真を撮影する際に気をつけないと、最悪の場合出発に間に合わないなんてことになりかねません。
しかし、今回解説した点をしっかり押さえれば、『パスポート写真』を撮影するうえで困ることはありません。
ぜひ、綺麗な写真を撮影してストレスのない海外渡航を実現させましょう。