運転免許の証明写真はピアスやネックレスは着用OK?注意点も解説
写真:真早流結実

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真早流結実

プロフィール写真をはじめ、モデル広告撮影や、ミセス関西コレクションオフィシャルカメラマン、愛知県大府市パンフレット専任フォトグラファーとして行政関係の撮影も行うなど幅広く20年近く活躍している。

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目次

  1. はじめに
  2. 運転免許の証明写真は条件を満たせばどんなアクセサリーをつけてもOK
  3. 長年使用する証明写真だからこそ、流行りのアクセサリーの装着は避けるのが無難
  4. 【種類別】運転免許の証明写真でOKなアクセサリー
  5. 条件を満たしたアクセサリーをつけた証明写真でも免許証として断られる恐れがある
  6. 運転免許の証明写真のピアスやアクセサリーのまとめ

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はじめに

運転免許の更新時期になると、新たに証明写真を撮ることになります。
このとき、ピアスやアクセサリーを日常的につけている方は、このまま免許証の写真を撮っていいものか、気になりますよね。

  • 「どのくらいの大きさのピアスやネックレスなら大丈夫なの?」
  • 「いや、そもそも装着したままでいいのか?」

と思い悩む方もいらっしゃるでしょう。

運転免許証は身分証明書として使用することも多いです。そのため、ピアスやネックレス、カラーコンタクトなどを自己表現の一部にしている方は、つけたままの写真を撮りたい気持ちが強いと思います。

今回は、免許証写真でピアスなどアクセサリーをつけてもいいのかを考察し、

  • ・運転免許証の証明写真はをつけてもいいのか
  • ・【種類別】運転免許の証明写真でOKなアクセサリー

この2点を通信に解説していきます。

運転免許証の証明写真は、条件を満たせば、どんなアクセサリーをつけてもOK

運転免許の証明写真はピアスやネックレスは着用OK?注意点も解説1

結論としては、警視庁などで出している”免許写真判定基準”に沿うアクセサリーであれば、問題はありません。
免許証写真の役割である本人確認は、目や鼻、口、耳の位置や特徴、輪郭を読み取って判断します。そのため、つけているアクセサリーが、顔の輪郭や特徴を大幅に変えていなければ大丈夫なのです。

ピアスやイヤリング、ネックレスなど、お気に入りのアクセサリーを装着した免許証写真をつくれることは、より写りがよくなる気がしてうれしく感じる方も多いでしょう。

ただ、免許証は3年もしくは5年は使用します。
流行りのアクセサリーを装着した写真を撮りたい場合、気持ちはわかりますが、何年か後には流行遅れになってしまいます。
その時点で後悔しないためにも、すぐに廃れるようなアクセサリーをつけることは、避けたほうが 無難でしょう。

出典:警視庁

【種類別】運転免許の証明写真でOKなアクセサリー

運転免許の証明写真はピアスやネックレスは着用OK?注意点も解説2

次に、種類別に、運転免許の証明写真でOKなアクセサリーを見ていきます

    

1.ピアス、イヤリング、耳カフス、ボディピアス

運転免許の証明写真はピアスやネックレスは着用OK?注意点も解説3

ピアス、イヤリング、耳カフスは、顔の輪郭が隠れるような大きなものでなければ、 つけても大丈夫です。
何ミリ以上がNGというような規定はありませんが、顔の輪郭を隠さない、なるべく小さなシンプルなものがお勧めです。

ピアスなど耳や鼻などにつけるものについては、皮膚の色と似通った色のものだと、写真になったときに顔の一部だと認識されてしまうことがあります。十分注意して、ピアスなどの色の選択をしましょう。

ボディピアスにおいては、口ピアス、顔ピアス、鼻ピアスもOKなのです。しかし、大きすぎて顔の一部が隠れてしまうようなら、外して撮影しましょう。
自治体や運転免許センターの窓口で、前もって確認しておいてもいいかもしれません。

   

2.ネックレス

運転免許の証明写真はピアスやネックレスは着用OK?注意点も解説4

顔を隠したり、顔の輪郭をいちじるしく損ねていたりするネックレス以外は身につけても問題ありません。よほど大きなものでなければ、まず大丈夫でしょう。
細い金属のネックレスを日常的につけている方は多いので、問題ないという点は安心できますね。

ただし、長いネックレスだと、証明写真としてNGではなくても、ネックレスが途中で切れて撮れてしまい、印象が良くないので、やめたほうがいいでしょう。

ネックレスのほかにも、スカーフや襟の大きな服などで、顔の輪郭と被ってしまうものはNGとなります。

   

3.サングラス、 カラーレンズメガネ、カラーコンタクト

運転免許の証明写真はピアスやネックレスは着用OK?注意点も解説5

サングラス、カラーレンズメガネは、以前は禁止でしたが、2021年に基準が見直され、瞳が認識不可になるほどの濃い色のものでなければ大丈夫とされました。
薄い色のカラーレンズメガネを目の保護のためにかけている場合もあるので、うれしい見直しですね。

カラーコンタクトも、以前は禁止だったものの一つです。現在では本人が特定できないほど不自然な色のものは使用不可として、それ以外は問題ありません。

以前の判定基準が厳しすぎるという声が多く、時代に合わせるという意味もあり基準が見直されましたが、自治体によっても取り扱いが違う面もあります。カラーコンタクトは、どう判断されるか不安でしたら、取り外しても大丈夫なように収納ケースを持参しましょう。

   

4.ヘアーアクセサリー

運転免許の証明写真はピアスやネックレスは着用OK?注意点も解説6

帽子や、スカーフなど、頭部を隠してしまう被り物は、NGです。
ただし、細いカチューシャやヘアバンドについては、顔にかかってしまわない限り、つけていても問題はありません。

また、病気による脱毛や手術跡を覆うためなどの医療上の理由で、顔の輪郭が識別できる範囲内で帽子やスカーフ、ウイッグを被る必要がある場合は許可されます。
同様に、宗教上の理由で頭部を布で覆わなければならない場合も、顔の輪郭がわかる範囲内で許可が出ます。

ここで、注意しておかなければならない点は、各自治体の証明写真の可否の判断基準が多少異なることや、免許交付時の担当者の主観によって、基準の判断が割れることです。
基準内だと思っても、

  • 「ピアスが大きすぎて耳が隠れているからNG」
  • 「ネックレスがチョーカーみたいで首が隠れるためNG」

などと、使用が断られたり、撮り直しを求められることもあります。

余分な労力を消耗しないためにも、NGになる危険性の高いアクセサリーは、装着しない方が無難ですね。

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運転免許の証明写真のピアスやアクセサリーのまとめ

本記事では、運転免許の証明写真のピアスやアクセサリーについて、以下の点を解説してきました。

  • ・運転免許の証明写真は、条件を満たせば、どんなアクセサリーをつけてもOK
  • ・種類別の運転免許の証明写真でOKなアクセサリー

運転免許の証明写真は、本人確認をすることが大切なので、つけているピアスやアクセサリーが顔の認識を妨げなければ、つけたまま写真をとっても問題がありません。
ピアスやアクセサリーを日常的に使用する方は、基準さえ満たせば装着がOKだということに、安心されたのではないでしょうか。
また、種類別に運転免許の証明写真でOKなアクセサリーについても説明しました。

運転免許証の写真が納得のいくものだと、自信をもって身分証明書として使用することができます。
ぜひ、今回ご紹介したポイントを押さえて、満足のいく証明写真を撮ってください。