目次
- はじめに
- 赤ちゃんでもパスポート写真を撮る必要があるの?
- 赤ちゃんパスポート写真のダメな例
- 理想的な赤やんのパスポート写真の写し方とは?
- 赤ちゃんのパスポート写真を撮る際の注意点
- 赤ちゃんのパスポート写真を撮る方法
- まとめ
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赤ちゃんのパスポート写真を撮影する際に、どのように撮影すれば良いのか迷われる保護者の方は多いです。
特に
- 「指示の通らない赤ちゃんのパスポート写真をミスなく撮影する方法ってある?」
- 「撮影方法にはどんな種類があるの?」
- 「そもそも赤ちゃんでもパスポート写真って必要なの?」
などと、赤ちゃんのパスポート写真に、このような疑問を抱くママさんパパさんもいるかと思います。
赤ちゃんのパスポート写真は写真スタジオだけでなく、ご自宅で自分たちで撮影したり出張カメラマンに依頼して撮影してもらったりできます。
この記事では、赤ちゃんのパスポート写真をミスなく撮影する方法を解説します。
撮影方法だけでなく、それぞれの撮影方法のメリットデメリットや、ご自身で赤ちゃんのパスポート写真を撮影する場合の注意点も併せて解説しますので、ぜひ参考になさってください。
赤ちゃんでもパスポート写真を撮る必要があるの?
家族みんなで旅行など、パスポートを作りたい場合、どれだけ小さな赤ちゃんでも月齢は関係なく、生まれた時からパスポート写真を撮る必要があります。
ただし、赤ちゃんが飛行機に乗れるのは国内線、国際線どちらも、生後8日からと定められています。
赤ちゃんのパスポート発行に必要な書類
赤ちゃんのパスポートを発行する際に必要な書類は、大人と同じです。
- ・申請書(1通)
- ・戸籍謄本(1通)
- ・顔写真(1枚)(縦4.5cm×横3.5cm)
- ・本人確認書類(コピー不可)
- ・住民票(1通)
赤ちゃんを含め、12歳未満の子どもの本人確認書類は、パスポートを申請する本人の名前が記載された「健康保険証」と「法定代理人(保護者)の本人確認書類」を準備するとスムーズに申請が通ります。
赤ちゃんのパスポートを受け取る際には赤ちゃんも連れていく
赤ちゃんのパスポートを受け取る際には、パスポートの申請者である赤ちゃん本人も連れて行かなければなりません。
なぜなら、受け取り時に本人に直接渡すことで、本人確認も兼ねているからです。
ただ、申請時には必要書類が揃っていれば、本人がいなくても保護者などの代理人が申請できます。
赤ちゃんを連れてパスポートを受け取りに行くことは、大変なこともあるので、無理なく受け取れるようにスケジュール調整しておくと良いでしょう。
赤ちゃんのパスポートの有効期限
パスポートには有効期限が5年と10年の2種類あります。
そして、赤ちゃんを含め、未成年のパスポートの有効期限は5年のもののみ、と法律で定められています。
子どもの成長は著しく、成長していく中で見た目がどんどん変わっていきます。
0歳の赤ちゃんと、小学1年生ですと、体のサイズ感はもちろん、顔つきも全く異なるため、5年間有効のものにすることで、少しでもパスポート作成時との違いがないようにしている、ということなのです。
赤ちゃんパスポート写真のダメな例
赤ちゃん限定のみならず、パスポート写真には、
- ・真顔に近い表情
- ・写真の中心に顔が来ていること
- ・顔は正面を向いていること
などといった決まりがあります。
これらの決まりごとを守るために、赤ちゃんのパスポート写真の撮影時に、いくつか注意したいことがあるのです。
ここからは、赤ちゃんのパスポート写真のダメな例をご紹介します。
赤ちゃんの耳等の顔の部位が髪や手で隠れている
赤ちゃんのパスポート写真の撮影時に、赤ちゃんの耳や目元など、顔の部位が髪や手で隠れてしまっているのはいけません。
髪の毛は事前にカットしたり、ピンやゴムを使って留めておいたりすると良いでしょう。
また、赤ちゃんは手を口にやってしまうことも多いと思うので、パスポート写真の撮影時にはおもちゃなどを持たせて気を引いておくと撮影しやすいです。
赤ちゃんの口角が上がりすぎ・口の奥が見えるほどの笑顔
表情が変わりすぎてしまうほど赤ちゃんの口角が上がっている写真や、大きく口を開けて笑っている写真は、パスポート写真として使うことができません。
赤ちゃんの真顔の写真を撮ることは難しいですが、パスポート写真として使う顔写真は、目の周りや骨格が崩れてしまう、という理由で真顔でなければいけないのです。
赤ちゃんの目線がカメラを向いていない
パスポート写真は大人も子どもも、カメラ目線で顔が正面を向いていることが必須となります。
赤ちゃんのカメラ目線の写真を撮ることは難しいですが、赤ちゃんが頭を動かしてしまい、横や斜め上を見てしまわないように工夫して撮影しましょう。
おもちゃや、音を立てて気を引いた瞬間を連写して撮影するのがおすすめです。
赤ちゃんが写真の真ん中に写っていない
赤ちゃんのパスポート写真の撮影時には、写真の真ん中に赤ちゃんが写るように撮影しましょう。
なぜなら、頭や顔の一部が見切れてしまっている写真は、パスポート写真にふさわしくないからです。
赤ちゃんはモゾモゾとよく動いてしまいますが、写真の中心に写るように意識して撮影すると良いでしょう。
撮影中に、頭や顔の一部がふちで見切れてしまっていないか確認しながら撮影すると安心です。
赤ちゃんがぶれてしまっている
パスポートの申請時にはブレてしまった証明写真を使うことはできません。
赤ちゃんはピタッと止まってくれないので、どうしても写真がブレてしまうことが多いです。
申請時に困らないように、撮影した後にブレていないか確認するようにしましょう。
理想的な赤やんのパスポート写真の写し方とは?
パスポート写真の規定を知った上で、理想的な赤ちゃんのパスポート写真の写し方があります。
- (1)表情
- └ 真顔、もしくは微笑む程度までの笑顔(口の中が見えていないもの)
- (2)視線
- └ カメラを向いている
- (3)位置
- └ 写真の真ん中で顔が正面を向いている
上記を意識して撮影することで、失敗せずに赤ちゃんのパスポート写真が撮れます。
また、撮影はベストショットを一枚狙うのではなく、良いタイミングで数枚連写しましょう。
なぜなら、言葉の通じない赤ちゃんの写真をベストなタイミングで一枚だけ撮ろうとしても、ブレてしまうことが多いからです。
連写で何枚も撮影することで、その中から写りの良い写真が選べるだけでなく、撮り直しを防ぐこともできます。
赤ちゃんのパスポート写真を撮る際の注意点
赤ちゃんのパスポート写真を撮る際には、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
具体的には
- (1)背景色は無地の白or淡色の単色
- (2)赤ちゃんと背景の境界線をはっきりさせる
- (3)背景に人や物が写り込まないようにする
といった注意点があります。
一つずつ具体的に解説していきましょう。
注意点1:背景色は無地の白or淡色でグラデーションでないもの
赤ちゃんのパスポート写真は、大人と同じように無地の白、もしくは淡色の背景で撮影しましょう。
グラデーションや複数の色が使われた背景での撮影もNGです。
ねんね期の赤ちゃんの場合は、白いタオルやシーツ、ガーゼ等を用意してその上に寝かせて撮影すると、無地の背景色で撮影できます。
動いてしまう赤ちゃんは、白くて柄のない壁の前で撮影したり、スマホアプリを使って撮影後に背景色を加工しても良いです。
注意点2:赤ちゃんと背景の境界線がはっきりさせる
赤ちゃんのパスポート写真の撮影時に、赤ちゃんと背景の境界線がはっきりとわかるように撮影しなければなりません。
背景色は、無地の白、もしくは淡色で、と決まりがあるので、背景色と同化してしまうような白い服や淡い色味の服は避けて撮影しましょう。
注意点3:背景に人や物が写りこまないようにする
パスポートの写真は大人も子どもも、背景に人や物が写り込まないように撮影する必要があります。
ねんね期の赤ちゃんは寝かせて撮影できるので問題ありませんが、動いてしまう赤ちゃんは、首が座っている子は縦抱きにし、腰を支えて少し浮かぶように抱っこしたら大人が写り込まないようにすると良いです。
赤ちゃんを抱っこしている大人や、椅子の背が写り込まないように工夫して撮影していきましょう。
赤ちゃんのパスポート写真を撮る方法
ここからは、赤ちゃんのパスポート写真の撮影方法について紹介します。
赤ちゃんのスポート写真の撮影方法には3パターンあり、
- (1)自宅で保護者が赤ちゃんのパスポート写真を撮影する
- (2)カメラマンにスタジオで撮影してもらう
- (3)カメラマンが自宅に来て撮影する
といった撮影方法があります。
どの撮影方法もメリットデメリットがありますので、併せて解説していきます。
自宅で赤ちゃんのパスポート写真を撮影する
赤ちゃんのパスポート写真の撮影方法、一つ目がご自身が自宅で撮影する方法があります。
具体的には、お手持ちのスマホカメラを使って無地の白か淡色の背景の前で撮影していきます。
- (1)シーツの上に寝かせたり、大人が赤ちゃんを抱っこ
- (2)おもちゃを使ってカメラ目線になるように気を引く
- (3)笑っていない表情が出るまで辛抱強く撮影する
- (4)何枚か連写しておく
また、撮影時に申請に使える写真がちゃんと撮れているか確認しておくと安心です。
後から確認した時に万が一、使える写真が撮れていない、ということがあると撮り直ししなければいけないからです。
自宅で赤ちゃんのパスポート写真を撮影する際のメリットとデメリット
自宅で赤ちゃんのパスポート写真を撮影する際、いくつかのメリットとデメリットがあります。
メリット
自宅で自分たちだけで赤ちゃんのパスポート写真を撮影するメリットとして
- ・時間を気にせずゆっくり撮影できる
- ・撮影時の赤ちゃんのコンディションが悪くても後日撮り直しができる
- ・自分たちの希望する表情を狙いやすい
- ・撮影費用を抑えられる(無料アプリでも撮影できる)
という点が挙げられます。
デメリット
赤ちゃんのパスポート写真の撮影を自宅で自分たちでやるデメリットとして、
- ・撮影係、あやし係が必要なため、一人で撮影することが難しい
- ・パスポート申請のルールに沿った良い写真を撮影することが難しい
- ・影が入らないようにライトや日の光を調整しなければいけない
という点があります。
パスポート写真の規格は非常に厳しいため、再撮影を求められやすいです。
十分に規格内の顔写真を撮影できているか、確認しながら撮影しましょう。
カメラマンに赤ちゃんのパスポート写真を撮影してもらう
赤ちゃんのパスポート写真を撮影する方法に、カメラマンに撮影してもらう、という撮影方法があります。
カメラマンに撮影してもらう場合は
- ・写真スタジオで撮影してもらう
- ・出張カメラマンに自宅まで来てもらって撮影する
というパターンがあります。
どちらも、プロカメラマンに撮影してもらうということには変わりありませんが、写真スタジオで撮影してもらう場合は、プロに髪型を整えてもらったり、背景もスタジオ側が準備してくれます。
また、出張カメラマンに自宅で撮影してもらう場合は、カメラマンのみが伺うことも多いため、保護者が視線誘導したり、あやしたりしなければいけないこともあります。
出張カメラマンに依頼する場合は、背景のことやアシスタントの同行の有無を事前の打ち合わせ時に確認しておくと良いでしょう。
カメラマンに赤ちゃんのパスポート写真を撮影してもらうメリットとデメリット
カメラマンに赤ちゃんのパスポート写真を撮影してもらう場合も、いくつかのメリットとデメリットがあります。
メリット
カメラマンに赤ちゃんのパスポート写真を撮影してもらうメリットとして、
- ・プロのカメラマンがプロ用の機材で撮影するので、質の良い写真が手に入る
- ・複数の大人がいるので
- ・パスポート写真の規定に沿った写真が簡単に手に入る
が挙げられます。
また、写真スタジオで撮影すれば、専門の赤ちゃんの証明写真の撮影に慣れたプロカメラマンが撮影してくれますし、背景紙などの準備も必要ありません。
デメリット
カメラマンに赤ちゃんのパスポート写真を撮影してもらうデメリットとして、
- ・お金がかかる
- ・人見知りの激しい赤ちゃんは泣いてしまって撮影が難しい場合もある
- ・決められた時間内で撮影しなければいけない
という点が挙げられます。
また、写真スタジオで撮影する場合は、スタジオまで移動する時間と手間もかかります。
一人でじっとできない赤ちゃんは自宅で時間をかけて撮影することがおすすめ
ここまで、赤ちゃんのパスポート写真の撮影方法を2つご紹介しました。
どちらのメリット、デメリットも考慮した上で、赤ちゃんのパスポート写真の撮影は、自宅で時間をかけてゆっくりと撮影することがおすすめです。
赤ちゃんは一人でじっとできませんし、その時にならなければコンディションが良いのか、悪いのかわかりません。
保護者を含め、撮影に携わる大人の根気が必要になってくるため、時間にゆとりがなければ撮影することが難しい場合もあります。
最近では、スマホアプリを使ってどなたでも手軽にパスポート写真の撮影ができるので、品質にこだわりがないのであれば、自宅でゆっくりと撮影する方が良いでしょう。
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パスポートや免許証写真は"スタジオインディ"まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は赤ちゃんのパスポート写真をミスなく撮影する方法について解説しました。
赤ちゃんのパスポート写真の撮影方法について、理解できましたでしょうか?
指示が通らず、じっとしていることが難しい赤ちゃんのパスポート写真の撮影は、とても根気のいる撮影になってしまいます。
あらかじめ、パスポート写真の決まりごとや、撮影方法について理解しておくことで、何度も撮り直しにならないように、準備しておくことが大切になってきます。
できる限り、赤ちゃんがリラックスできる環境で撮影することが一番ですが、撮影に不安を感じる方は、プロカメラマンに撮影依頼すると良いでしょう。
出張カメラマンの場合は、赤ちゃんがリラックスできる自宅でも撮影してもらえるので、赤ちゃんに負担をかけずに済みます。
赤ちゃんのパスポート写真をミスなく撮影する方法を知ることで、失敗せずに赤ちゃんのパスポート写真を撮れることを心より、願っております。